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○ 利自即利他

通常は こうだ

他人の不幸は 自分の幸福であり
他人の幸福は 自分の不幸である

まるで 幸福の総量が決まっていて

その小さな「幸福」という名のパイを
全人類で 切り分けているかのようだ

たしかに 受験の合格者には定数があるし
仕事の勝者・敗者もある

成長していく企業もあれば
敗れて消滅していく企業も多いだろう

生き馬の目を抜くような 
ビジネスシーン
過酷な受験競争

なまっちょろいことを言っていたら
敗退して 
退場の憂き目を見るのは事実だ

しかし その「弱肉強食」の
肉食獣の価値観が 
本当に全ての全てだろうか

自分の成功や幸福が
他の人の幸福につながる

そんな成功は ありえないのだろうか

実は それを仏教では
「利自即利他」という言葉で教える

だからそのためには 
成功や幸福の 
目的や動機が問われるだろう

自分だけのためを考えて
我見我欲のかたまりとして
成功の道を進むなら

待っているのは「我利我利亡者」の道だ

その成功の過程には
他の多くの人々が
死屍累々で横たわる

だが 全ての成功が このような
肉食獣の「弱肉強食」だということは
断じてない

自分の幸福や成功が 
他の幸福や成功につながるという
「利自即利他」という成功は
厳然として 存在する

動機は問われるだろう
何のためなのか
誰のためであるのか

それが 多くの人の幸福のためならば
自らの成功や
幸福への道の その過程で

自らが 明かりや灯火となって
周りの人々を照らし 

後からついてくる人々に対しては
暗夜の目印ともなるだろう

「三方よし」の近江商人の哲学もあれば
「水道理論」の松下幸之助の繁栄もある

死屍累々の成功から
暗夜の灯台ともなる成功へ

動機こそが 問われるのだ
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