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老いの苦しみ

老いということは残酷なことだ

頭は薄くなり
眼はかすみ
身体は 言うことを聞かなくなり
物覚えは悪くなる一方だ

若者の姿を見て
かつての自分の日々を追憶し

もう帰っては来ないことに愕然とする

誰の人生にも「春夏秋冬」がある
それは頭では分かっている

とはいえ 自分の身に降りかかった「老い」を
実感すると
寂寥感は 覆いようもない

一度切りの人生ならば 確かにその通りだ

この人生が終わったならば
全てが無になるのならば
「老い」の悲しみは救いようがない

死した後 焼かれて灰になって
全てが消滅するならば
「老い」の苦しみは まるで拷問のように感じるだろう

単に 肉体の健康を維持するためだけ
楽しい「暇つぶし」に明け暮れるだけ

それは ある意味で悲しいことである

だが 人間は この世限りの存在ではない

今回の「春夏秋冬」「生老病死」が終わっても
また後の世があるのだ

だから 
肉体が老いようが
不自由であろうが
いかなる困難の中にあろうが

最後の瞬間になるまで
青春真っ只中で生き切ることは可能だ

単に 乗っている自動車や船が
調子を落としているのに過ぎないからだ

乗り手である「心」は「魂」は
健全そのものであるならば

肉体や外見にかかわらず
誰でも青春真っ只中である

学び続け
行動し続け
向上し続ける人間にとって
本当の意味での「老い」は存在しない

だから 私は斃れるならば 前のめりに斃れたい

そう
かつての 名もなき維新の志士たちが
京の道端に むくろをさらしたように
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