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○尊厳

昭和20年8月20日
北千島の占守島守備の 戦車第11連隊
連隊長の池田大佐は
部下将兵に問いかけました

ポツダム宣言を受諾したにも係わらず
極東ソ連軍は 北千島に武力侵攻をします
火事場泥棒のように
北千島から北海道の領有を企図していたのです

大本営の指示通り
武装解除し 米軍への投降のみを考えていた
戦車第11連隊は

極東ソ連軍の侵攻を受けて
決断を迫られます

ここで ソ連軍に痛棒を与えねば
北海道の占領すら考えられます

戦争は終わって 故郷に帰れるのに
祖国のために戦って 死んでくれと
池田大佐は 部下将兵にお願いしたのです

一度は下ろした戦車砲を再び搭載し
砲弾を満載し
整備の整った戦車から突撃します

帝国陸軍戦車隊の最後の突撃です

池田連隊長は 師団司令部に決別電を打ちます
「連隊ハ コレヨリ 敵中に突入ス 祖国ノ弥栄ヲ祈ル」

池田戦車連隊は全滅しました

北海道は 分断国家とならず日本のままです

戦車第11連隊の将兵の突撃
人間の尊厳そのものだと
涙流れる思いです

雄雄しき英霊の魂に安らぎあれ
報われざる魂の永久の栄えあれ

そう願わざるを得ません
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