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沖縄の若者

先日、糸満のホテルで、某公営放送の番組を見た。

沖縄の若者22名と、九州各地から集った37名の若者たちが、
基地問題に関して討論する番組だった。

飛行機の時間が迫っていたので、開始から少しの時間しか見なかったので、
番組の結論も、熱い討論も確認はできなかったのだが、
開始早々、非常に興味深い光景に出くわした。

いきなり番組の冒頭に、討論参加者に、直球勝負の質問をしたのだ。

「基地は必要か、不要か、どちらともいえないか」

九州の若者たちの返答は、申し訳ないが忘れてしまった。

だが、沖縄の若者たちの回答は、衝撃的だった。
反対が4名しかいなかったからである。

あれほど、米軍基地があふれ、米兵も闊歩している沖縄。
確かに犯罪もあるだろう。
かつての悲劇の記憶も、繰り返し、刷り込まれている。

その沖縄の若者、22名中の4名だけが、明確に反対したのだ。

反対した内の一名に、マイクが向けられた。
左翼かぶれの返答が帰ってくると思った私には、
その返答は、「4名」よりも更に衝撃的だっった。

「経済的にも安全保障上も、今は必要だ」
「だが、基地問題で島が2つに分裂している。だから存在自体には反対する」
という、実にバランスの取れた考え方をしていたからだ。

この沖縄の若者たちの良識に、島の未来が見えた気がする。
イデオロギーによらず、感情によらず、
理性と知性に基づく判断力と良識。

未来を託したいと思う、若者たちであった。
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