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○大気の底

手塚治虫に「空気の底」という作品があります

題が不思議に気に入っていて
勝手に「大気の底」と脳内変換して
たまに想像しています

成層圏からはるか上の大気圏外まで
おびただしい大気の層が自分の頭上にあり
その底に ありんこのように自分が存在している
そんなイメージをしています

地球の大きさと 自分のちっぽけさ
対比させれば
どんな苦しみも悲しみも 溶けて無くなる気分です

空間的な無常観に満ちた後は
時間的にも 空を感じます
数十億年の昔から かわらぬ地球の大自然
数十年の人生など ほんの一瞬でしかありません

ちっぽけな悩みなど はるか遠くの星の輝きに見入れば
もう お終いです

肩の力を抜き ため息を吐くのをやめれば
なぜか不思議に もつれた糸が解けます

大気の底の ありんこですが
その ありんこにも 意味や意義がある
これもまた不思議に そう思えるものです

だからたまには 夜空を見上げて
「ああ 大気の底にいるんだ」
そんな風に つぶやいています
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