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坂之上の雲は見えたが

司馬史観をざっくり説明すると、
「明治は立派だったが、昭和は落第」だと思います。

日露戦争のことは、評価しています。
「白人の世界支配に一石を投じた」と。

そして昭和の「あの戦争」については、
日本を滅亡に追いやった、
バカな戦争だという評価ではないでしょうか。

坂之上の雲の世界は、日本が欧米に飲み込まれるかどうかの戦いでした。
既に、日本以外の有色人種は、全て欧米の奴隷状態。
日本もその奴隷の一つになるかどうかの戦いが、
日露戦争だったと思います。

そして薄氷を踏むような勝利の後、
日本は欧米の植民地主義の一角を占める、
「特別白人」の地位を占めたと思われます。

その立場は、白人の世界支配の秩序の中にあり、
決して植民地を解放するような、
「白人世界に反乱を起こす」ような日本ではなかったことも、
間違いなかったと思います。

日本が「良い子」のままであったなら、
(白人にとってですが)
世界の有色人種は、
いまだ白人の奴隷状態に置かれたままだったかもしれません。
その可能性は大であると思われます。

では、なぜ世界から植民地が消滅したか。
なぜ、アジア・アフリカが独立できたか。

これを白人の善意から出たわけではありません。
独立戦争や抗争は数多くありました。
ガンジーの非抵抗主義が、
欧米諸国の人類愛に訴えた結果でもありません。

唯一、考えられる「契機」は、
日本が暴れまくった「あの戦争」以外には考えられないのです。

大航海時代以降、
欧米は、世界を席巻し、
全世界を奴隷として、収奪の対象としてきました。

その悪しき世界に一撃をくらわして、
「人類史の大転換」をなしたのが、
「あの戦争」だったことは間違いないと思います。

しかし、司馬史観では「あの戦争」は落第で、
昭和は暗黒の時代。

影響力のある司馬史観は、
残念ながら「自虐史観」の後押しをしてるのが現状です。

なぜ、坂之上の雲は見えたのに、
その先が見えなくなったのか。

次回に、その論を進めたいと思います。








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