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○ 一家団欒

豪華なレストランで
贅を尽くした料理を堪能したが
なぜか 心の中で足りなさを感じた

一生に一度 味わえるかどうか
そんな豪奢な晩餐なのに
なぜか 空しさに近い感覚すらある

普段の牛丼や卵かけご飯に
慣れている胃袋が
高級な料理に 馴染まないだけだったかも知れない

だが 普段の 貧しい食卓
その方が 満ち足りて幸福な気がしたのだ

その違いは やはり「愛」だ

どんな豪華な食事でも
一人だけでは空しい

ディケンズの小説「クリスマス・キャロル」で
貧しい人々の食材に
「現在の幽霊」が 
たいまつから 香料をかける場面がある

「貧しい食卓にこそ 必要なのだ」と

一家団欒の中で
本当に味わっていたのは
家族の「愛」なのかもしれない

いかに豪華であれ
「物」は「愛」の代わりにはならない

逆に「愛」こそあれば
どんな環境でも 黄金色に染め上げるのだろう

人間は やはり
「愛」の生き物なのだ 
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