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○ 愛別離苦

「愛別離苦」という 仏教の言葉がある

「四苦八苦」の一つであり
愛するものと別れる苦しみだ

別れは いつでも悲しい

子供たちの独立は 喜ぶべきことだろうが
知人の旅立ちは やはりさみしい

国内であれ海外であれ
生きてさえいれば
また再開の機会もあるが

他界へ旅立たれては
共に酒を酌み交わすわけにもいかない

もしも 死して全てが終わるなら
その悲しみだけが 残るだろう

感謝を捧げても
愛惜の思いを抱いても
絶対に届くことがないからだ

しかし 人は永遠の生命を持つ
死して 魂は残り
本来の世界へと帰る

そうでなければ
古今東西の聖賢たちが
神々の世界と
その教えを下すことなどありえない

死者の魂の平安など
祈るわけがないではないか

人生の中で
人はそれぞれの役割を担って
演劇に登場するようなものだ

舞台が終われば その演じた役割も終わる

役作りである肉体を脱ぎ捨てて
演者本来の姿である
「魂」に戻る

だから 愛する人との別れは
先に舞台から退場した演者と
少し時間がずれただけにしか過ぎない

永遠の別れではなく
ほんのひと時の別れでしかない

「愛別離苦」も 
あくまで この世の苦しみであり
やがては 過ぎ行くものである

そして 感謝と愛惜の気持ちは
確実に届く

この世でも
あの世でも
やはり 愛こそ全てであるのだ

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