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調布墜落に思う(1)

調布飛行場を離陸した小型機が墜落しました。

「魔の五分間」といって、
離着陸の五分間に、重大事故が多発します。

まさにこの事故も、「魔の五分間」に飲み込まれた感じです。

この事故では、二つの側面から考察いたしました。

ひとつめ。
「周囲が住宅密集地になっている飛行場は多数ある。普天間だけではない」

軍用飛行場である横田や厚木、海自の下総などは、住宅地真っ只中です。
さらには民間飛行場の伊丹なんかも、どうしようもないくらいの市街地ですし、
少し田舎とはいえ、成田もけっこう密集してますよー。
そして、この小さな調布もそうですよね。

これらの空港は、種々の問題があって、移転するわけにいきません。
「あんな重いものが飛ぶなんて危険だ!」といって、
飛行機を全廃したり、飛行場を廃止するわけにもいきません。

完璧な安全など、ヒューマンエラーまで考えればありえません。
この地上には、完璧に安全な乗り物など、存在しないのです。

かといって「完璧でない」という理由で排除するならば、
自動車も船舶も、電車だって全廃しなければなりません。
自動車事故で亡くなる方は、毎年7000人です。
セウォル号転覆を見れば、船舶も大惨事があります。
ロケットだって失敗します。

多少の危険があったとしても、
「どちらの逸失利益が大きいか」
で考えるしかありません。

まさか、交通手段は徒歩だけ、というわけにはいきますまい。
また、馬か牛車に戻しますか?
それも不可能でしょう。

だから、できるだけリスクを減らすしか、現実的な解決策はありません。

そう考えると、海に面しているだけ、羽田や那覇は安全です

それゆえ、移転が可能なら、海辺に飛行場を移設するというのは、
安全上、かなり効果的でしょう。

だが残念なことに、移転できる飛行場は、ほとんどありません。

でもそれら「危険な飛行場一覧」の中で、
たった一つ、海辺に移設可能なのがあります。

「普天間飛行場」です。

自然保護の観点は大事でしょうが、
安全を追求する観点も、よほど大事です。

反対闘争を継続している方々、
調布の事故で、
「だから危険なんだ!」と思われたなら、
ほぼ全ての日本の飛行場で、
「飛行機反対!」を叫ぶのみならず、
自動車メーカーや鉄道各社の前でも、
「自動車廃絶!」
「鉄道全廃!」
を叫ぶのが、スジというものだと思われます。

理性的に考えてみては、いかがかと。


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