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聖職者を殺害する国家ー中華人民共和国

読売新聞によれば、
チベット仏教の著名な高僧、
テンジン・デレク・リンポチェ氏(65)が、
今月12日に急死していたことがわかった。

2002年の爆破事件に関与したとして中国四川省で収監中だったそうである。

遺族に遺体を引き渡さずに火葬したことによって、
当局の発表の「病死」ではなく「殺害」された可能性が大であるそうだ。

中国は変わらない。
経済が発展すれば自由化・民主化するようになると、
識者も主張していたし、
私の知人の中国人も、私に対して、そう抗弁していた。

だが、世界第二位のGDPを誇るようになり、
自他共に許す経済・軍事大国となっても、
人権も自由もない。

人権派の弁護士は大量に逮捕するし、
チベットの僧侶は大弾圧の対象だ。
キリスト教の地下教会は手入れされている。

なんと、地下教会と隠れキリシタンだ!

未だに中華人民共和国は、中世にある。

中国は変わらない。
旧満州、遼寧省遼陽の近郊に位置する千山には、
無量観という道教の寺院がある。

全満州の道教の聖地で、また抗日運動の総本山でもあった。

多数の聖職者は、中国革命後に粛清された。
現在は、ただの観光地に成り下がっている。
かつての神聖な宗教性は、
共産党によって、完全に破壊し尽くされている。

この宗教弾圧は、中国全土で吹き荒れた。
現在、残る宗教施設・団体は、本来の姿から見れば、
「見世物」の「観光施設」でしかない。

全く同じ漢民族に対してでも、
これほどひどい弾圧をした、共産中国である。

チベット人をいくら殺しても、
髪の毛ほどの罪悪感もないであろう。

7000を超えたチベット寺院は、
ことごとく破壊され、
信仰の対象である仏像等の宝物も、
破壊されるか、略奪の対象となった。

東京で開かれた「チベット展」で展示された仏教関連の至宝は、
全て、破壊されたチベット寺院から略奪された、
「チベット人の信仰の対象」である。

かつて自分が参詣していた寺院の本尊が、
見世物として東京で展示されている姿を見て、
あの、ペマ・ギャルポさんは泣いたという。

だが世界はこの惨劇に目をつぶる。

中共を刺激すると、商売に差し支えるからだ。

我が日本も似たようなものだ。

儲かれば、何があってもかまわないのか。

一国平和主義の偽善の下で、
金儲けだけを考えるのが、日本人の分相応なのか。

せめて、報道せよ。

せめて、声に出すべし。

過去70数年前の悲劇を、
声を大にして主張するくらいなら。

現在ただいま進行している、この悲劇に対しては、
さらに大なる声を発すべし。

日本は、自由と民主主義の、
極東における、最後の砦である。


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