FC2ブログ

池田大佐は軍服を脱いだ

今日は、少し脱線します。司馬史観とは何だったのか。このところ、しばらく考え続けています。司馬さんは、昭和の軍人をほとんど評価していないと思います。その中で、唯一といっていい例外は、戦車第11連隊の連隊長。池田末男大佐です。司馬さんは、満州の戦車学校で、直接、池田大佐の薫陶を受けました。唾棄したくなる軍人の多い中で、池田大佐だけは、どうしても尊敬せざるを得ない、そうした軍人だったそうです。その池田大...

坂之上の雲は見えたが

司馬史観をざっくり説明すると、「明治は立派だったが、昭和は落第」だと思います。日露戦争のことは、評価しています。「白人の世界支配に一石を投じた」と。そして昭和の「あの戦争」については、日本を滅亡に追いやった、バカな戦争だという評価ではないでしょうか。坂之上の雲の世界は、日本が欧米に飲み込まれるかどうかの戦いでした。既に、日本以外の有色人種は、全て欧米の奴隷状態。日本もその奴隷の一つになるかどうかの...

司馬史観にも限界があるのか 

こんばんは私は、司馬遼太郎が大好きです。大河ドラマになった一連の幕末モノなど、何度読み返したか分かりません。竜馬の自由高杉の電撃伊藤・井上のお神酒どっくり久坂の赤誠吉田の一途さ土方の滅びの美学そして松蔭先生の熱誠酔っ払いの秋山好古なんか、ホント大好きですし、土佐勤皇党なんか、涙が出てきます。それに司馬さんの碩学ぶり。どれほどインスパイアされたか分かりません。「なるほどなあ」と、世界や歴史の見方が、...

終戦の日なんて大嫌いだ!

ひまなので、めずらしくテレビを見る。マスコミ恒例の「時間の無駄」番組が満載だ。単なる暇つぶしにしかならない。見ているだけで人生の無駄使い。だがそれが、今日は特に厳しい。プラスして、終戦の日特集が多いからだ。悲劇の王様「蛍の墓」は、戦艦大和級で、思わず焼香しそうになるし、戦争特集のノンフィクションの放送内容は、「無駄死」感たっぷりの、「命あってのモノだね」の、女子供平和主義のお花畑。軍事常識欠如の平...

調布墜落に思う(2)

離陸直後に浮力がつかなくて失速、というのは、 「魔の五分間」そのものです。 大戦中も、こうした事故は数多くありました。この調布をはじめとして、陸海軍の各地の飛行場で、 多くの若者が生命を散らしたのです。 出撃時に爆弾、燃料の過荷重で離陸に失敗したり、エンジンの不調や、プロペラピッチの設定ミスや、あるいは、離陸直後に襲撃されて、撃墜されたりした機体も多かったでしょう。さらには天候の不順で、 編隊ごと山に...